まいにち作文

日々の出来事の感想です

お散歩の途中

お題「2018年を振り返る」

 

2018年も残すところ、あと4日となりました。私にとっての今年の大きな出来事といえば、勤めていた会社を8月に退職したことです。部署が消滅したことによる会社都合の退職です。会社に残る選択肢もありましたが、働かなくても数か月は経済的に困ることはない計算だったので、思い切って退職を選ぶことにしました。それが良い選択だという直感があったし、そのことについて今も後悔はありません。

 

退職して会社員というタイトルを持たなくなり、世の中の見方が少し変わりました。無職なので世間からの見られ方も変わったことでしょう。生活が乱れるかと思いきや、そこそこいい歳なのでそんなこともなく早寝早起き生活を送っています。基本的には3食自炊し、たまにはパンを焼いたりもします。ずっと手付かずになっていた自宅のメンテナンスをしたり、友人と平日にゆったりランチをしたり、散歩に出かけたり。 

今のこの生活自体がお散歩しているようなリズムの毎日です。

これまではあまり意識せずに支払ってきた税金の仕組みを改めて学んだりもしました。何となく疑問を持ち続けていた働くことや働き方についてきちんと考える時間を持つ良い機会にもなったし、旅をしたり、趣味として続けている音楽やハンドクラフトに没頭したりと、私としては良い充電期間を過ごしているのですが、失業してからの空白の時間として面接で質問されることもあります。こういう期間を必要としていたということは、気付かないうちに疲れてしまっていたのかもしれません。

この半年間で7社ほど面接を受けましたが、ご縁のある会社にはまだ出会えておらず、継続案件もない状態で年越しを迎えることになってしまいました。

 

そんな年末のある日、かつての同僚で今は個人事業主としてハンドクラフト講師をしている友人からお誘いがあり、協力してプロジェクトを始めてみることにしました。未知のマーケットで、まだ二人であれこれ想像して楽しく話をしている夢の段階なのですが、年明けに早速調べものから始めてまずは試作品に取り掛かることにしました。

どこまでできるのか分かりませんが、自由な時間があって手先は器用なはずの私たちなので、プロセスも楽しみながら挑戦してみようと思います。形が出来てきたら少しづつそのことも記事にしていきたいと思います。

 

来年も再就職活動は継続します。企業で会社員として働くことは刺激があって楽しいし好きです。今回、職を離れてみて改めて実感しました。それと同時に趣味をもっと掘って行って、そこからもう一つのキャリアを育てて行こうと思っています。

2019年はもっと共通の趣味を持つ人に会って、ゆかりの場所を訪ねて、その世界を深く知る年にしていきます。

 

来年も穏やかな良い年になりますように。